自治体研修
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自治体研修
横浜市教育委員会主催「英語教員集中研修」2007
目標:~授業力と英語運用力の向上を目指して~
対象:横浜市立の中学校・高等学校英語教諭
主催:横浜市教育委員会
運営:NPO法人国際教育振興協会 英語教育推進委員会
去る7月31日(火)~8月3日(金)に横浜市教育委員会主催の「英語教員集中研修」が実施されました。
研修を担当したのは、NPO法人国際教育振興協会 英語教育推進委員会。同協会は、2005年・2006
年と横浜市教育委員会主催の研修会(小学校英語活動ワークショップ)を運営、今年度で3回目となります。
同協会は、これまでにも教員対象の研修会として、小学校教諭向けの研修会(延べ1,000名)を全国で展開してきました。また、2005年からは、『プロ英語教師育成カレッジ』と題して、公教育・民間教育の垣根を越えた、広く英語教育に携わっている先生方向けのセミナーを開催してきました。研修に参加された先生方の評判はすこぶる良く、リピーターも多いです。
また、ジュニア英語プロ教師養成講座Teyl-JAPAN(NPO法人小学校英語指導者認定協議会J-shine 認定講座)を修了した講師が、話題の公立中学校―私立を超えた公立中学校、東京都杉並区立和田中学校(藤原和博校長)で土曜日の英語Aコースの授業を担当しています。
【「英語教員集中研修」概要 】
NPOが請け負った研修は12時間(1日3時間)で、今回は指導経験5年以上のネイティブが担当しました。授業力と英語運用力の向上を目標に掲げ、指導力(クラス運営・モチベーション・学習スタイル・生徒の評価法)と英語の4つのスキル(Listening・Speaking・Reading・Writing)についてワークショップ形式で研修が行われました。
指導力の研修会では、実際のケースを下にどのように生徒と向き合うべきなのかをグループディスカッション・発表という形で行い、情報の共有をしました。英語の4つのスキルでは、先生方が生徒役になることで、生徒のつまずきの部分はどこなのかを再考していただきました。
このセミナーを通じて生徒のことをもっと詳しく知ることで、適切なアドバイス・学習内容の提供ができる、ということを先生方は再認識されたようです。
小学校英語活動ワークショップ2006
場所:ウィリング横浜
主催:横浜市教育委員会
運営:横浜市教育委員会、NPO法人国際教育振興協会 英語教育推進委員会
参加人数:小学校担任教師 120名
国際教育振興協会 英語教育推進委員会ワークショップ

2005年に引き続き、2006年度も横浜市教育委員会主催の小学校英語活動ワークショップをNPO法人国際教育振興協会 英語教育推進委員会が請負ました。
ワークショップの概要は以下の通りです。
《ワークショップA》
Classroom English
横浜市教育委員会のネイティブの先生によるClassroom Englishの指導が行われました。Classroom Englishの発音指導、実践の中でどのようにClassroom Englishを使うのか、具体的な練習を行いました。先生方にも大変好評でした。
《ワークショップB》
Team Teaching
ALT(外国人指導助手)や担任の先生がTeam Teachingを行う際の留意点、Team Teachingの効果的な指導について、理論面と実践面の両面からお話ししました。先生方には、グループワークを通じてTeam Teachingについて理解を深めていただきました。
《ワークショップC》
Activities
小学校における年齢・発達段階に配慮した最適な指導方法を考えることをメインテーマとし、数字を題材に年齢・発達段階に適したアクティビティを先生方に児童役になって実体験していただきました。その後でグループに分かれて、指導方法について考えていただき、いくつかのグループに発表していただきました。さすがに小学校の担任の先生はアイデアが豊富で、様々なアクティビティが出て、大いに盛り上がりしました。
《ワークショップD》
Chants&Songs
Chants&Songsを授業の中でどのように扱うのが効果的なのかを、理論と実践の両面から提示いたしました。先生方には、児童役になっていただき、具体的にいくつかのChantsとSongsを声に出し、身体を使って体験していただきました。
【研修 2つのポイント】
2つ目は、小学校における年齢・発達段階に配慮した最適な指導を、先生方に考えていただくことです。公立小学校の研究発表に行く機会が多いのですが、残念ながら、児童の年齢・発達段階に合わないものが多く散見されます。中には、無謀にも低学年から高学年まで全く同じ内容で授業を実施している学校もあります。今後、年齢・発達段階に配慮した最適な指導がクローズアップされることを切願します。
2005年に比べ、参加された先生方のモチベーションは更に向上していました。しかしながら、一方において、ここまでやらなければならないのですか、といった不安要素を抱えた先生方も少数ながらいらっしゃいました。不安要素としては、英語指導の流れが分からない、英語力はないのに児童に英語を教えてもいいのか、AETとのティームティーチングの難しさなど様々です。私どもとしては、児童のことを最もよく理解している担任の先生が主導権を握り、自信をもって指導にあっていただけるよう今後も何らかのサポートを行いたいと思っています。先生方、応援しています。がんばってください。
小学校英語活動ワークショップ2005
主 催:横浜市教育委員会
運 営:NPO法人 国際教育振興協会 英語教育推進委員会
場 所:横浜市金沢産業振興センター2F 大会議室・第2研修室・第3研修室
参加人数:81名(横浜市小学校教諭)
参加小学校数:横浜市立小学校38校(英語活動推進校)
国際教育振興協会 英語教育推進委員会ワークショップ
<グループ>
グループ1・・・34名・・・既に英語活動を実施している先生方
グループ2・・・17名・・・既に英語活動を実施している先生
グループ3・・・30名・・・これから英語活動を実施する先生方
<研修内容>
先生方には、プログラムにあるように50分のワークショップを3種類(A、B、C)受けていただきました。
《ワークショップA》
Chants&Songs
Chants&Songsの指導の具体例を挙げ、模擬授業という形で先生方に児童役として実体験していただきました。その上で、Chants&Songsを取り入れた効果的な授業行う上での留意点等について補足説明しました。
《ワークショップB》
Motivation
子どものモチベーションを高めるための具体的な手法について、理論面と実践面から考えました。特に具体的な褒め方については、参加された先生方から発表していただきました。また、教室環境を整えることで、子どものモチベーションを高める方法について先生方に考えていただき、発表していただきました。
《ワークショップC》
Story-telling
小学校英語活動の中で、最近よく取り入れられているのがStory-tellingです。今回はBIG BOOKを使い、効果的な読み聞かせを行う手法についてのワークショップを実施しました。
【所感】
しかしながら、今回の研修を通じて、英語指導に関しては、先生方は様々な課題を抱えていて、まだ、手探り状態であることがわかりました。小学校の担任の先生方は、指導という点に関しては、プロフェッショナルでいらっしゃいます。しかし、こと英語指導となると、実際に活動を熱心にされている方々も、実は基本的な英語の指導理論、指導法等をご存知でないため、効率の良い授業展開が出来ていない、というのが実情です。具体的には、以下の点が挙げられます。
・ 英語のリズムと日本語のリズムの違い
・ チャンツなどの指導法
・ 発音等に関しても、漠然と違うということはわかっていても、それをどのようにすれば効果的に指導できるのか。
・ 教材の使用方法
・ 文字指導、音声指導に対する指導法
・ 英語指導用教材の入手方法
・ 英語指導に関する情報の少なさ
これらの指導理論・指導法に関しては、実践の場数を積み、継続的な研修会の実施をすることで十分クリアできると思います。
また、今回の研修について横浜市教育委員会が行なったアンケートによると、「参加して良かった、早く子ども達に今日習ったことを実践したい」など数多くの喜びの声を頂きましたが、少数ですが、「もっと小学校の授業に直結する内容が欲しかった」などの声もあり、更なる研修内容の充実に向け、研究を続けていきたいと思います。
<アンケート抜粋>
「大変有意義・有意義であった」
・ 楽しいものばかりで、子ども達と早く一緒にやってみたい。
・ あてられるのかと思うとドキドキして・・・子どもの気持ちがよくわかりました。
・ これから授業をすすめるに当たって、役に立つ情報がたくさんありとても良かった。
・ 今回の研修を活かして自己研鑽に努めたい。
・ こういう機会を担当の教師以外にも広げるべきだと思う。
・ 教師がやる気をもって楽しく実践することの大切さを痛感した。
・ もうすでに第一関門クリアという気分。「すぐに使える」研修は現場の不安をぬぐいさるものだと思いました。
「もの足りなかった・あまり役に立たなかった」
・ いろいろ紹介され嬉しいのだが、短い時間の中で習得し、教室や授業の中に組み込めるかは疑問。その組み込み方を教えて欲しい。


