Teyl-JAPAN取得者奮闘記
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Teyl-JAPAN取得者奮闘記 第5章
教師が変われば、子ども変わる
どの職業でもそうですが、経験と言う「自信」は絶対に必要です。私も長年英語教育に携わっており、授業の進め方、教室運営等にはそれなりの自信を持っています。しかし、今回の件で、その自信が生徒に対する「決め付け」になってしまっていたのではないかと気付かされました。
「自分はしっかりと全体を見て授業をしている。」
「時間がないから、どんどん進めていこう、この調子なら大丈夫」
「英検準2級合格という目標があるのだから、みんなやる気があるし、大丈夫」
・・・意識はしていなくても、勝手にそう思い込んで授業に臨んでいたのかもしれません。
だから「わからない人にも合わせて欲しい」という意見が出てきたのでしょう。これは、「頑張っているけど、このままだと嫌になっちゃうよ。」という生徒からのメッセージだったのです。
授業中、教師から見ると目の前にはたくさんの生徒がいます。ですから常にアンテナをはっておかないと、一人の生徒の信号を見落としてしまうこともあります。新しくクラスがスタートした時などは、緊張感もあり、自然と意識しながら全体を見て授業をすることができます。しかし、慣れてくるとちょっとしたことを見逃してしまったりするんですね。つまりアンテナが緩んでしまうんです。そのアンテナの緩みこそ=教師の中だるみなのではないでしょうか。
生徒から見れば先生は一人です。アンテナが緩んだとき、消極的な生徒や、理解がちょっとスローな生徒に、「この先生、私のことあまりよく見てくれてないんだな。」と思わせてしまうかも知れません。それがその生徒のモチベーションを下げてしまう原因となるかもしれないのです。授業や生徒達に慣れが生じてきたときこそ、一層気をつけていかなければならないんだと思います。いくら、「ひとり一人をしっかり見ている」つもりでも慣れてくると見えなくなったりするんだと感じます。そんな時は、ふと一歩さがって自分を客観的に見るようにすると、不思議と全体が見えてきます。授業中、意識的にちょっと一歩下がる、そう意識することによって、自然と自分を客観的に見ることができるようになり、今まで以上に余裕を持ってひとり一人を見ることができるようになるのだと思います。
アンケートで、「わからない人にも合わせて欲しい」と書いてきた数名の生徒たち。クラスの中で、自分の意見を積極的に言うわけでもなく、準2級に必ず合格できるという程の安定した学力を持っているわけでもありませんでした。
そのアンケートを見た時から、さらに意識的にひとり一人に目を配り、変化を察知し、即実行するように心がけました。
今まで出来なかった問題ができれば、より具体的に褒めるようにもしました。過去のその子たち自身と比較し、今までわからなかった事がわかるようになったという、「確実に英語力が身についている自分」を特に意識させるようにしました。
そのようにして、授業を進めていくと、少し伸び悩んでいた生徒たちもグングンと伸びてくるようになったのです。何よりも、自信がついたのか表情が元の明るい表情になり、クラスにも活気が戻って来ました。
この事で感じたこと、それは
「教師が変われば子どもも変わる」
ということです。
経験からくる「自信」だけでは、ただの独りよがりの授業になってしまうかも知れません。先生自身の自信よりも、生徒にいかに自信をつけさせることができるか、そこが大切なんだと思います。
生徒の学力がなかなか伸びない時、クラスが思うようにまとまらない時、つい「もっと頑張れよ」や「なんでなの?」等と思うかもしれません。しかし、そんな時は、生徒ではなく、まずは自分を振り返ってから、生徒を見る、そして実行してみるのです。そのようにすると、見方も、状況も必ず変わってきます。
こうして、このクラスは中学在学中に予想を上まわる合格率で準2級合格を果たしました。そして何より、希望者が集まる特別クラスでありながら、生徒と先生の強い信頼関係を築くことができましたように思います。
このクラスの最終日、生徒や保護者の方々が盛大な修了パーティを開いてくれました。そこでひとり一人の生徒がスピーチをしてくれたのですが、中には英語でスピーチしてくれた子たちもいました。
生徒達からもらった寄せ書きには、クラスでの思い出がびっしりと書いてありました。
「先生のおかげで英語が大好きになった。」
「将来は先生のような英語教師になりたい」
「英語の職業につきたい」
と英語に対する思いがたくさん書いてありました。
2年間という長いようで短かったこの英語Aコース。この寄せ書きを見て、英語教師として、子ども達に英語力以外にも少しでも将来に対する希望を与えられたのかな、と思うと感無量でした。
こんな思いを感じることのできる仕事。これが私の仕事で本当に良かったと心から感じています。
これからも英語が使える事の喜びを伝えるために、頑張っていこうと思います。
「自分はしっかりと全体を見て授業をしている。」
「時間がないから、どんどん進めていこう、この調子なら大丈夫」
「英検準2級合格という目標があるのだから、みんなやる気があるし、大丈夫」
・・・意識はしていなくても、勝手にそう思い込んで授業に臨んでいたのかもしれません。
だから「わからない人にも合わせて欲しい」という意見が出てきたのでしょう。これは、「頑張っているけど、このままだと嫌になっちゃうよ。」という生徒からのメッセージだったのです。
授業中、教師から見ると目の前にはたくさんの生徒がいます。ですから常にアンテナをはっておかないと、一人の生徒の信号を見落としてしまうこともあります。新しくクラスがスタートした時などは、緊張感もあり、自然と意識しながら全体を見て授業をすることができます。しかし、慣れてくるとちょっとしたことを見逃してしまったりするんですね。つまりアンテナが緩んでしまうんです。そのアンテナの緩みこそ=教師の中だるみなのではないでしょうか。
生徒から見れば先生は一人です。アンテナが緩んだとき、消極的な生徒や、理解がちょっとスローな生徒に、「この先生、私のことあまりよく見てくれてないんだな。」と思わせてしまうかも知れません。それがその生徒のモチベーションを下げてしまう原因となるかもしれないのです。授業や生徒達に慣れが生じてきたときこそ、一層気をつけていかなければならないんだと思います。いくら、「ひとり一人をしっかり見ている」つもりでも慣れてくると見えなくなったりするんだと感じます。そんな時は、ふと一歩さがって自分を客観的に見るようにすると、不思議と全体が見えてきます。授業中、意識的にちょっと一歩下がる、そう意識することによって、自然と自分を客観的に見ることができるようになり、今まで以上に余裕を持ってひとり一人を見ることができるようになるのだと思います。
アンケートで、「わからない人にも合わせて欲しい」と書いてきた数名の生徒たち。クラスの中で、自分の意見を積極的に言うわけでもなく、準2級に必ず合格できるという程の安定した学力を持っているわけでもありませんでした。
そのアンケートを見た時から、さらに意識的にひとり一人に目を配り、変化を察知し、即実行するように心がけました。
今まで出来なかった問題ができれば、より具体的に褒めるようにもしました。過去のその子たち自身と比較し、今までわからなかった事がわかるようになったという、「確実に英語力が身についている自分」を特に意識させるようにしました。
そのようにして、授業を進めていくと、少し伸び悩んでいた生徒たちもグングンと伸びてくるようになったのです。何よりも、自信がついたのか表情が元の明るい表情になり、クラスにも活気が戻って来ました。
この事で感じたこと、それは
「教師が変われば子どもも変わる」
ということです。
経験からくる「自信」だけでは、ただの独りよがりの授業になってしまうかも知れません。先生自身の自信よりも、生徒にいかに自信をつけさせることができるか、そこが大切なんだと思います。
生徒の学力がなかなか伸びない時、クラスが思うようにまとまらない時、つい「もっと頑張れよ」や「なんでなの?」等と思うかもしれません。しかし、そんな時は、生徒ではなく、まずは自分を振り返ってから、生徒を見る、そして実行してみるのです。そのようにすると、見方も、状況も必ず変わってきます。
こうして、このクラスは中学在学中に予想を上まわる合格率で準2級合格を果たしました。そして何より、希望者が集まる特別クラスでありながら、生徒と先生の強い信頼関係を築くことができましたように思います。
このクラスの最終日、生徒や保護者の方々が盛大な修了パーティを開いてくれました。そこでひとり一人の生徒がスピーチをしてくれたのですが、中には英語でスピーチしてくれた子たちもいました。
生徒達からもらった寄せ書きには、クラスでの思い出がびっしりと書いてありました。
「先生のおかげで英語が大好きになった。」
「将来は先生のような英語教師になりたい」
「英語の職業につきたい」
と英語に対する思いがたくさん書いてありました。
2年間という長いようで短かったこの英語Aコース。この寄せ書きを見て、英語教師として、子ども達に英語力以外にも少しでも将来に対する希望を与えられたのかな、と思うと感無量でした。
こんな思いを感じることのできる仕事。これが私の仕事で本当に良かったと心から感じています。
これからも英語が使える事の喜びを伝えるために、頑張っていこうと思います。








